遠州WEBマガジン 綺麗さび情報提供サイト

遠州流茶道 月刊茶道誌「遠州」2020年新年号

2020年の表紙は英国王立園芸協会主催の植物画展で最優秀賞受賞の葉画家の群馬直美さん。シリーズ「見つけた実、ときどき葉や花」で1月号は「クチナシ」です。

令和二年謹賀新年 遠州茶道宗家十三世小堀宗実 年頭所感

日本を知ってもらういちばんいい方法としての茶道。

令和という新しい元号制定は日本人にとって大変意義深く、万葉集と令和のことを調べると万葉集のなかに薬師張子福子(くすりしちょうじのふくし)「梅の花咲きてちりなば桜花 継ぎて咲くべうなりにてあらずや」という和歌があり、和歌の世界を茶道に取り入れた遠州流茶道と和歌とのご縁について述べられています。
さらに今年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されされますが「日本を知ってもらういちばんいい方法としての、茶道。」についてのお話もありました。

遠州流茶道 月刊茶道誌「遠州」のお申込お問合せ
https://www.enshu.net/subscription

炉 四畳半切 盆点法 中興名物 方盆の扱い

盆点法とは肩衝(かたつき)以外の文琳、丸壺、茄子などの名物茶入を方盆または丸盆にのせて扱う点法で、中興名物と大名物の扱い方があります。茶入は基本的に両手あるいは茶頭点(さどうだて)の扱いをします。

丸盆の表側は”ゆ一”と清める。右手を返して帛紗で丸盆を持ち、丸盆を無効に裏側に返し、裏側を”マ”の字に清める。

遠州流茶道 月刊茶道誌「遠州」のお申込お問合せ
https://www.enshu.net/subscription

季節のお菓子  睦月

松の雪まつのゆき  芋練りきんとんの「松の雪」は初雪の日に菅原道真が降臨して歌を詠むと言い伝えられている北野天満宮の影向松ようごうのまつにちなみ創菓いたしました。長寿の象徴である常緑樹の松はむかしから神の憑り代つまり神様が天から降りてこられる木として考えられてきました。門松やしめ縄は神さまへの目印として飾られ、松のんの由来は「神を待つ」「神を祀る」からきているとの説もあります

春慶しゅんけい 和歌を題材に創菓いたしました 花をのみ待らん人に山里の 雪真の草の春をみせばや

有職菓子御調進所 老松  〒602-8395 京都府京都市上京区社家長屋町675-2 電話075-463-30050 FAX075-463-3051