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神無月(十月)の茶趣

  細めの水指を壁付に、大ぶりの鉄風炉を中置にして、火気に親しみ始めるのがこの月の習いです。風炉との別れも近付いた「名残り」の節として、やつれた、もの寂しげな雰囲気を大切にします。

風炉先 上透し 網代組・裏遠州緞子

釜 蔦地文 般若勘渓作

水指 信楽 上田直方 作
茶器 蔦木地摺漆 金輪寺  田中宗凌作
茶碗 柿の蔕 武末日臣作
蓋置 鉄 七宝透し切子

建水 志戸呂 綴