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城郭考古学者 千田嘉博氏をお迎えして宗家対談 「今宵は築城家としての遠州の話を、たっぷりと。」【前編】

城郭考古学者 千田嘉博氏/宗家対談

「今宵は築城家としての遠州の話を、たっぷりと」 

城郭考古学者、現在奈良大学文学部文化財学科教授でNHK大河ドラマ「真田丸」真田丸城郭考証をつとめ、NHK「歴史秘話ヒストリア」など多数のメディアに出演されている千田嘉博氏をお迎えしての宗家対談。

千田氏:姫路城に代表される白いお城は名古屋城にしてもその後の二条城にしても伏見城にしても徳川家康が選んだ新しい建築意匠で、その白い天守を実現する一連の工事をすすめたのが遠州でした。

宗家:小堀遠州は作事奉行の仕事のなかでさまざまな城郭の建築に関係していて、お城の建築そのものというよりもそこに登場してくるさまざまな人物のこと、その周辺の歴史といったことに大変興味があります・・・。

数々の名城の建築に携わった小堀遠州の仕事とその歴史的背景や人間模様などについておおいに語っていただきました。