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霜月(十一月)の茶趣

茶の湯の一年は、霜月の炉開き、口切の茶に始まります。立冬を迎え寒さを覚える頃に炉が開かれ、茶壷の口の封印を切り、茶葉を挽き、お茶を点てます。まさに茶の湯の正月といわれるめでたいこの頃は又、紅葉の美しい季節でもあります。

風炉先 肩腰 瓢箪七宝文透し
釜 真形 松竹梅地文   般若勘渓作
縁 真塗
半板 真塗
水指 志戸呂 菱  青嶋利陶作
茶入 高取 耳付 髙取八山作(十二代)
茶碗 堅手  林邦佳作
建水 斑紫銅 合子  般若勘渓作